等々力緑地から輪を広げよう

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引き続き等々力陸上競技場の整備について、川崎市スポーツ振興議員連盟(以下、スポーツ議連)の石田康博会長、押本吉司副会長にお話をうかがいます。

今度の改築にあたっては、スタジアムだけでなく、それを含む等々力緑地という場が川崎にとってどういう存在になっていくかが前提になると聞きます。なるほど、重要な視点ですよね。では、それを踏まえた議論は進んでいるのでしょうか。

 

石田会長 等々力緑地は、市街地にも近く、多数の運動施設や文化施設があることから、私としては、こうした資源を活かし、等々力緑地を核として市域全体にスポーツ振興や市民文化の輪が広がっていく。そんな方向性が望ましいのではないかと考えています。

等々力緑地をめぐる議論としては、学識者や利用団体等が参加して広域的なまちづくりと緑地のあり方等が検討され、2011年に「等々力緑地再編整備実施計画」がとりまとめられた経過があります。市ではこの緑地全体の計画に基づいて陸上競技場などの再整備を進めていますが、議会への報告によると、さらに魅力ある公園となるよう、今年度、官民連携を含めた緑地全体の整備・管理などについて調査を実施する予定としていますので、こうした動きが地域のアイデンティティにつながっていくよう適宜確認していきたいと考えています。

 

石田議員

等々力陸上競技場で5月28日に開催された川崎市障害者スポーツ大会に駆けつけ、挨拶する石田会長。この日は「等々力・・・」に関するシンポジウムにも参加

 

「等々力緑地再編整備実施計画」ですね! 市のWEBサイトで資料を見てみたところ、アクセス改善まで考えられていて非常に興味深いです。こちら当ブログでもじっくり紹介していきたいと思います。

 

そして官民連携を含めた緑地全体の整備・管理というのはすごく関心があります。去る5月28日に開催された「等々力をスポーツの聖地に!」に関するシンポジウムにおいても、川崎フロンターレの藁科義弘社長が意欲を示していましたね。さらに「この公園を発展させていくときに、昔の仲間がカギになると私は考えています」と夢を語ったのも印象的でした。「昔の仲間」とは多摩川を挟んだ東京都内の町−−世田谷区の等々力や上野毛、大田区の下丸子などを指しているようですが、この点についてもお聞かせください。今後どのような連携がありうると考えられますか。

 

押本副会長 川崎市と隣接する世田谷区や大田区とはこれまでも、文化や観光面での交流はありました。今後は、スポーツの交流や連携ももちろんあってもいいかと思います。

同様の地名も交流のきっかけとして活用できると考えますので、例えば、多摩川に近接している等々力緑地を拠点において、両岸の土手沿いにあるサイクリングコースの周遊やマラソンコースの設定、名所めぐりを演出する等、レジャーやスポーツ振興を核としながら、街と街、市民同士の交流が進展し、これまで以上に多摩川を囲んで地域の賑わいが活気づくことを期待しています。

押本吉司副会長は、川崎青年会議所の一員として『JリーグVIPルーム観戦&特別講演会』を昨年に続いて運営(写真は昨年のもの)

 

なるほど! 多摩川の両岸を使って周遊コースを設定するのは楽しそうですね。世田谷区の等々力渓谷という名所もありますし、これから等々力大橋(仮)が完成すれば、等々力緑地と結ぶレジャー企画もできるかもしれません。これは夢が広がるなと。

 

石田会長、押本副会長、このたびは3回にわたりご協力いただき、ありがとうございました。今後も市の資料を見つつ、時折お話をうかがえればと思います。

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