インフラ整備

等々力陸上競技場のカタチは未定

去る6月17日(土)、等々力陸上競技場第2期整備に関する説明会が開催されました。場所は同競技場メインスタンド6階スカイテラス。

いやあ、いい眺めでした。

んなことより……
先だって発表された「整備の基本方針」(案)について。
http://www.city.kawasaki.jp/templates/pubcom/cmsfiles/contents/0000087/87837/02_housin.pdf

上記資料によると同競技場バックスタンドについて「現状維持案」「増改築案」「全面改築案」があり、いまのところ「増改築案」が高く評価されているということです。

が、これあくまで決定事項ではなく、
「やるかやらないかでいえば、川崎市はやると決めた」という状況だそうです。よりよいものをつくるため、アイデアを求めていく方針であり、事実、現在も意見を募集しています。
http://www.city.kawasaki.jp/templates/pubcom/530/0000087837.html

締切は2017年7月11日ですね。本件については今後レポートしていきますので、ぜひ参考にしていただければと。

ひとまず現状についてまとめると、こんな感じですね。

等々力大橋(仮称)

前回ちらっと触れた等々力大橋(仮称)について。

東京都の白銀台から世田谷区玉堤へとのびる目黒通り。

これを神奈川県の新横浜に至る宮内新横浜線へとつなぐのが等々力大橋(仮称)です。

なんと1988年には東京都で計画決定されていたそうですが、東京都および川崎市での事業化を経ていよいよ着工。2025年度末メドで整備を進めているということです。

河川での工事は11月から翌年5月の渇水期にのみ進められるんだそうな。

と、まだカゲもカタチもない橋ではありますが、完成すれば利便性が向上することは間違いなし。防災性向上も見込まれています。

下記リンクご覧ください(※京浜河川事務所のPDFです)。

http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000046394.pdf

東急田園都市線と併走する二子橋から、東急東横線の近くに懸かっている丸子橋までの間は約5キロ。多摩川流域でも橋と橋の間が離れている区間なのですね。この真ん中あたりに新橋が懸かるという訳で、これは確かに渋滞解消や避難経路の確保に資するものでしょう。

工事の費用は川崎市と東京都で折半。施工主体は東京都となり、川崎市は完成後の管理を担うようです。

 んー、少々東京都と川崎市の温度差があるでしょうか。この看板だけ見るとネ。

まずは東京側。目黒通りの行き止まり地点にあります。

そして川崎市。これはどちらかというと橋というよりも、、既に整備中の宮内新横浜線に主眼を置いているようですね。

このあたりにドーンと懸かるみたいです。

川崎市の資料を見ると、整備効果のひとつに「都市間の連携強化」という項目が上がっています。川をまたいで何か協働できるといいですよね!

多摩川またいでOne Todoroki −等々力シンポジウム③−

さて「『等々力をスポーツの聖地に!』に関するシンポジウム」編もひとまず最終回です。

今日は川崎フロンターレ 藁科義弘社長の特別講演「等々力でみる夢」から。

「ステージに立つとジョブズをやりたくなる」

まずはフロンターレのファン・サポーターにお馴染みのネタで笑いを取った藁科社長。相撲部屋とのコラボ、宇宙ステーションとの交信といった奇想天外な催し、また他競技との協働などざっと振り返り「フロンターレ単独で出来たことは一個もない。地域の皆さんに支えられ、一緒に積み上げてきた」と強調しました。

たしかに。

そして、その先に思い描く等々力緑地の未来像を語る訳ですが……。

へ??

多摩川を挟んで同じ地名があることは皆さんもご存じかと思います。暴れ川だった多摩川が整備され、等々力や丸子といった町が川崎市と東京都世田谷区に分かれた訳ですよね。

しかし、これがどう等々力緑地の整備と関わるのでしょう??

「この公園を発展させていくときに、この“昔の仲間”が鍵になると私は考えています」

へええ! そりゃ面白い。

そして藁科社長、お金(税金)もかかることなのでスグに出来るものではないと前置きしつつ、こんな画をドーンと。

うはあ! こりゃまた壮大な夢ですね。

「スタジアムの外についても一体化して我々は考えていきたい。我々が直接できないことも、もちろんあります。ただ例えば(公園の)運用を任されて魂を入れることはできると思います。そういうことを皆さんと相談しながら、一緒に考えていきたい」

「多摩川の向こう側の、東京側の人たちも一緒に集まってこの等々力を盛り上げることができれば、本当に素晴らしいと思います」

ははあ、これはきっと「等々力大橋」のことも念頭にあるのかなと。

非常に興味を持ちまして、後の質疑応答で僕は尋ねました。もう世田谷区の方にもこういった夢の話をしているんですよね? 感触はどうですか、と。

「まだ何にもしてません。ただ、夢って描かないと実現しませんから」

こうですよ、藁科社長ったら満面の笑みでキッパリと。

マジか……。ゼロなんですね。

いやあ、これ応援したくなっちゃったなあ。なんか出来ないかなあ。
などとニヤニヤするツジウチでした。

※「等々力大橋」についてhttps://news.minkabu.jp/articles/urn:newsml:www.kentsu.co.jp:20170512:d25c79d6bbde3adea9a25a97a694368e