2017年 9月 の投稿一覧

《まちづくり》をちょっと自分事に

こんにちは。
今週は一部のお仕事が来週に先送りとなり(泣)、
さらに一部のお仕事が流れてしまい……(号泣)。
ということで図らずも時間ができてしまったツジウチです。

これは仕方が無いねェ〜ということで、急きょ観戦しました。
天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦
川崎フロンターレ vs 清水エスパルス

試合は川崎フロンターレが4-1で勝利し、準々決勝に進出

 

平日開催のカップ戦ということで観客数は7,641人と伸び悩みましたが、
そのぶん素晴らしい席を確保できました。

いつものリーグ戦では「SG」という2階席から声援を送っている僕も、
久々に間近でじっくり観まして、いやあ惚れ惚れしましたね。

フロンターレの選手はもう本当にトラップが巧い!
意のままにボールを扱り、意思疎通しながらボールを運ぶっていう、
ああ、これ、この姿が見ていてワクワクするんだよなァ〜と実感した次第です。

思えば今ほど強くはなかった頃も、
フロンターレは創造性溢れる楽しいサッカーを体現してくれていた気がします。

そういうノリというか、志向みたいなものを僕らの《まち》に反映できないかな、
ということを当ブログではテーマのひとつにしているのです。実は。

すみません。ここから一度話が変わるんですが……

僕自身がまちづくりに関心を持ったきっかけは、
二十年近く前に世田谷区で起きた事件でした。
母の友人のお嬢さんであり、
偶然ながら僕自身も仕事で何度か世話になっていた方が、
暴行殺人に遭ったんです。
強い雨の降る夜、住宅街の建設現場で。
「激しく抵抗した末に殺害されたとみられ」と、
1999年7月13日付けの産経新聞にあります。

ここまでで十分心を痛める訳ですが、
追い打ちを掛けたのはワイドショーで流れた現場付近に住む人のコメントです。

「子供が『何か悲鳴が聞こえる』って言ったんですけど……
  こんな雨の夜にそんなわけないと思って、 
 『きっと猫よ』って言ったんですよ」 

 

これには憤りを覚えましたね。
ただ一方で、じゃあ自分ならどうだろうかと。。

近所で悲鳴が聞こえれば「何だろう?」と心配にはなりますよね。
でも雨降る夜に様子を見に行くのは、ハードルが高いかもしれません。
ましてや状況もわからず通報するのも気が引けるでしょう。
「誰かが通報するだろう」と自分を納得させるかもしれませんね。

とはいえ、、

激しく抵抗しても、悲鳴を上げても、住宅地の中だというのに助けが来ないっていう状況。
前出の被害者は一体どんな気持ちだったろうかと思うと、本当にキツくて。

故人の無念を晴らすことはできませんけどね。
こういうハードルというか、壁を何とかできないものか……と。
そこでカギになるかもしれないと考えるのが、「おらがまち」という意識です。

150万人都市の川崎でムラ社会をつくりたい訳ではないんですけどね。もちろん。
愛着や誇りを持って暮らす、そんな「おらがまち」なら大切にするんじゃないかと思いまして。
明るくキレイにしようとか、安心・安全にしようって気分になるんじゃないかと思いまして。

そんな訳で実際にスポーツや音楽、食など、
さまざまな文化を通じて川崎を健やかにしよう、豊かにしようと汗をかく方々とね、
積極的に関わり、ちょっとお手伝いなどしながら、
皆さんが生み出す価値を当ブログでお伝えできればと。

いつも記事体広告を書くなどして企業様のプロモーション、
マーケティングをお手伝いしており、
新しい価値、一般に知られていない価値をお伝えすることは得意ですからね。たぶん。

このところご紹介しているコスギブルーパークはもうドンズバだし、
今後も川崎市長選、等々力陸上競技場の改修(等々力緑地の整備)など、
いろいろ取材させていただきたいですね。
皆々様、今後ともご協力いただければ幸いです!

 

 

★等々力陸上競技場の改修(等々力緑地の整備)は継続的にお伝えする予定

「等々力をスポーツの聖地に!」に関するシンポジウム①

フロンターレはJリーグの誇り!? −等々力シンポジウム②−

多摩川またいでOne Todoroki −等々力シンポジウム③−

 

川崎らしく、フロンターレらしく

何とか天気も持ちこたえて、無事開催されました。
当ブログでもご紹介してきた「第1回 コスギブルーパーク」。
9月16日(土)は川崎らしく支え、フロンターレらしく応える姿が凝縮された1日になったのではないでしょうか。

「本当にあったかくサポートしていただいて」

川崎フロンターレのスタッフは皆さん、常々そう語ります。
筆者も深く頷くところです。
勝利だけを求めているのではないのだろうな、と。

象徴的なのは、ブーイングしないこと。
応援するチームが悔しい敗戦を喫したとき、まずいプレーをしてしまったとき、「愛のあるブーイング」を浴びせる風習があります。サッカー界には。
けれどフロンターレのファン・サポーターはそれを滅多にしません。
「こんな日もあるさ。一生懸命やっているのはわかってるから、次、がんばろう!」
とでも言うように拍手を送ります。

また他クラブのファン・サポーターが驚くのは、
移籍していった選手にもあったかい拍手を送ること。
対戦相手として相まみえる場で、です。

これはなかなか珍しい文化でしょうね。
素晴らしいと讃える声もあれば、ぬるいと批判する声もありますが。

第1回 コスギブルーパークでも、そんな文化を感じましたね。
では会場となった武蔵小杉駅前広場の様子を見てみましょうか。一部ですが…

お子さまに大人気だった「キックターゲット」

 

新丸子の生花店「フローラルグリーン」による、ふろん太くんのフラワーアートもお見事!

 

フロンターレのマスコット「カブレラ」(左)と「ふろん太」も登場。ビンゴ大会などで大活躍

 

工作コーナーも人気!

 

キッズの手によりアート? スプラッター調? になったカブレラのボード

 

飲食ブースも充実!

 

サポーター歴20年を超える珈琲丸店主

 

「Suki Suki フロンターレ」の取材か?と思いきやMC阿井莉沙さんの姿は見えず

 

KOSUGI CURRYからはフロンターレ仕様のカレーライスが限定100食で登場

 

こちらが限定「川崎フロンターレ応援チキンカレー」。ブルーチーズ、ではなくハーブでブルーに彩ったチーズをトッピング。見た目こわい?けど美味

 

「海老らぁめん」で人気の小杉らぁめん夢番地も出店!

 

川崎バナナ応援特別ブースにて。掲載してよいですか〜と伺ったところ、「もっと弾けた方がよかった!?」と。さすがフロサポ!

 

マルチエンターテインメントダンスチーム”Black Wilder”のパフォーマンス。中央の方は元お笑い芸人だとか!?

 

フリースタイルフットボールも!?

 

BMXパフォーマンスも大いに盛り上がる。ほぉ〜と見入っていたふろん太くんであったが…

 

「え!なに?」

 

「ちょっと!?」

 

「うそーん!!」
※プロライダーによる演技です

 

実行委員会代表の宮田一信さん(azzurro private salon)閉会の挨拶では感極まって…

 

ビール片手にワイワイ楽しむご家族、友だちに誘われてやってきたという親子連れ、鹿児島県からやってきた(!)という方まで……。フロンターレのユニフォームやTシャツに身を包んだ人も、そうでない人も、皆さん本当に楽しそうでした。

 

日頃から地域に根付こうと懸命に活動してきたフロンターレに共感し、協賛してきたサポートショップ、サポートカンパニー。彼らが「何か一緒にやろう」と企画した第1回 コスギブルーパークに、今度はフロンターレが応え、実現したのが第1回 コスギブルーパークです。

奇しくもこの日、チームはJリーグ第26節の清水エスパルス戦(IAIスタジアム日本平)に勝利。わずか3日前の9月13日(水)にACL準々決勝で悔しい逆転敗退を喫しながらも、しっかり立て直した姿を見せています。

筆者は中継を観て「フロンターレの応援歌がよく聞こえるなぁ」と感心しながら、スタジアムでも、街でも、いい循環が生まれていると実感した次第。もちろん勝負事ですから、わが街のクラブが成功すればうれしいし、つまずいたら悔しいでしょう。ただ、そうした結果だけに左右されない関係が育まれているように感じますね。

そのあたりを掘り下げたく、おそらく採算度外視で第1回コスギブルーパークを形にした実行委員会の皆さんに話を伺えればと考えています。ではまた近いうちに。

街とJクラブの好い関係

前回に引き続き、来る9月16日(土)に武蔵小杉駅前で開催される「コスギブルーパーク」について。

 

川崎フロンターレの地域貢献度が高く評価されていると前回触れました。これはJリーグ観戦者を対象とした調査結果ですが、実際のところフロンターレは昔から街に溶け込んでいたなァ〜と思い返すシーンがあります。以下、フロンターレvsボルシア・ドルトムント戦(2015年7月7日)の公式プログラムに掲載していただいたワタクシメのコラムから抜粋します。少々長くなりますけど……。

 

川崎フロンターレを応援する人たちの愛もそれはそれは深いものであり、それにより生み出される等々力劇場なる現象は痛快極まりない。私自身が初めてそれを目撃したのは1999年10月24日。初代J2王座を争う宿敵・FC東京を迎えての天王山だった。

 

武蔵小杉の駅からこのスタジアムまで歩く間、まず驚いたのは商店という商店に掲げられた水色のチームフラッグ、そして水色のユニフォームに身を包み自転車を漕いで等々力へと向かう家族連れの多さだ。同年9月には同じく等々力でJ1のヴェルディ川崎vsベルマーレ平塚戦も観戦していたのだが、ずいぶんと雰囲気が違うなと感じたものだ。

 

「街を挙げて応援するとはこういうことか!」

 

そんな中で始まった試合の展開がまた熱いこと。序盤に先制されては逆転し、追いつかれても突き放す。終わってみれば、見事な3−2の逆転勝利!!

 

「街を背負って闘うとはこういうことか!」

 

1999年ということは、フロンターレ創設3年目ですね。Jリーグ発足当初の盟主であるヴェルディ川崎(現 東京ヴェルディ)のホームゲーム開催日には、ハテ、こんな風に緑色のフラッグやユニフォームが街に溢れていただろうか……と感銘を受けたことを覚えています。

 

そして現在、フロンターレの活動に共感し、協賛するサポートカンパニーは約450社、サポートショップは約700店に上っています。そしてその有志が「川崎フロンターレを通してつながって、地域をもっと盛り上げていきたい」として開催するお祭りが、コスギブルーパークという訳です。

 

何しろ初の試みということで、フロンターレ側には不安もあったといいます。それはそうですよね。フロンターレを媒介として地域の人たちが集まるのだけれど、実際どんなイベントになるかわからないのですから。それでも今回のように、地域の人たちが主体となってフロンターレを絡めた企画が生まれてきたのはクラブ創設21年目にして初めてのこと。ぜひ形にしようとフロンターレも実行委員会に加わり、ミーティングを重ね、準備を進めてきたのだと担当の丹後茉由子さん(川崎フロンターレ スポンサーセールスグループ)は振り返ります。有志一同の熱意に応えたわけですね!

 

「そうですね、不安以上に感謝の思いが強くあって。参加するサポートカンパニー、サポートショップの方々は、もちろんご自身の事業を切り盛りする傍ら、手作りで一生懸命イベントの準備を進めてくださっています。マスコットにちなんだ特別なフラワーアートがあり、当日会場でしか食べられないオリジナルメニューがあります。きっとフロンターレ愛に満ちた場になると思います。ファン・サポーターの皆さんはもちろん、『何だろう?』と気になった地域の方々にも楽しんでいただきたいですね」

 

そう語る丹後さん。自身もサポートカンパニー、サポートショップの心意気に応えるべく、クラブ内でさまざまな調整・準備を進めてきました。イベント当日、会場にはフロンターレのテントやノボリ旗が立ち並び、ふろん太、カブレラという人気マスコットが駆けつけます。お子様が遊べるアトラクションもあり、素敵な賞品(ビンゴゲーム)も用意されています。きっと一体感あるイベントに結実することでしょう。

 

そして「フロンターレって何だか楽しいクラブだな」とスタジアムに足を運ぶ人たちや、「やっぱりフロンターレのある街が好きだな」と感じる人たちが増えれば……。このクラブを媒介に挨拶が交わされ、お互いの顔が見える街に、ひいては安心・安全に暮らせる街に、川崎がなっていくのかもしれません。そのとき、フロンターレは地域貢献度の高いJクラブとしてさらに広く、深く認知されるのではないでしょうか。

 

コスギブルーパーク実行委員会と参加カンパニー、ショップの皆さんで、ミーティング後に集合写真。前列右が今回取材に応じてくださったフロンターレの丹後さん